俺は最近改めてあいつの野球眼を見直している。師匠のはずだった俺がなぜ、あいつに追い抜かれそうになっているかはわからない。ただ、あいつの視点が俺たちの通常認識を超えて全く違う視野に及んでいることをつま楊枝をキッカケにわかる。本来ならカブス応援している私だけど今日は、前田投手のいるドジャーズ応援するからその積もりでね?俺はのっけからそう言われて逆に緊張する。前田投手のいるドジャーズを応援することは言われなくても暗黙了解事項。それなのに言うということは前置きだったのだ。ヤギの呪いを解くためにはマーフィのいるナショナルズを超えることだ第一段階!!そこはやはり常識範疇だったのだ。そしてマーフィが最後倒れたときダスティン・ベイカー監督がえもいわれぬ表情を見せる・・・・。二塁にはハーパー、一塁にはワーズだ。そして最後の代打も倒れる。つま楊枝をすでに口には含んではいなかった。ベイカー監督は最後まで試合を捨てなかった。素晴らしいアメリカを代表する監督だ。デルスカイしておこう。全力野球魂だ。