脇田大佐は初となる肉声をその耳で聞いて嬉しくなる、感無量に胸が高鳴る。コーリー・シーガーだ。シャーザーから先制のソロをかっ飛ばした。伴侶が叫ぶ!!バックスクリーンの壁に当たった!!と。脇田大佐は英語は若干知ってはいるものの、野球英語にドキンとする。それがバックスクリーン目掛けて飛んだことに伴侶は驚くし、恐らく相当の飛距離がある証しだろう。シーガーはこれからどんどん伸びていくノビシロがあって、それを思うと肉声を聞けたことが感動に繋がる。ほなあ大佐、喜一郎定食お願いします。バックスクリーン 目掛けてアーチ 先制点かな〔シャーザーの一球目をシーガーは逃さなかった〕