ジャイアンツのボージー監督の希望を見事かなえた投手、バムガーナーで、俺は完投したこのガムバーナーを改めて評価した。恐らく誰もが彼をこう標榜するだろう。たんたんと投げている、表情にあまり出さない・・・或いはひょうひょうと・・だ。しかし俺はこの選手の中に強い闘志を見るのだ。大人しい選手の本当の中身はそうは簡単に見破られず、この投手の力を倍増させたのが監督でその貢献は大きい。組織でも若手の力を伸ばすことは単なるチャンス到来に便乗だけでは済まない難易度がある。そして運だ。このスリーランがまさかのギレスピーの打力によるもので俺はたまがった。ニッポンのファン達がまだ存じ上げない選手だ。しかしこういったまさかの幸運が気軽に立ち寄るのが、バムガーナーの投手としてのエンターテイナー力で、実直かつタフな省エネ型投手ということだろう。デルスカイしておこう。投手のお手本だ。