ルビー・ウーマン《黎明編》〔153〕とうとう容子は決定した模様だな?はい、一晩中考えあぐねて、今の住まいをキャロル総帥駐屯地とした。ほう...そ、それは大きく出たものだな?はい♪あの映画のお蔭だと思いますよ。グレゴリーペックが見事に演じ切って、戦中戦後のニッポン思想をガイドニング。これを観て気が付いた?はい、元帥も恐らくここがちょっと違うっていう部位があったかも?と。ああ、脚色が映画にはあるからな、しかし思想は正直だ。二十一世紀ニッポンに何が必要なのか容子は掴んだ・・・。おっしゃる通りです。ニッポンが戦後身に付けたものは一体どんなものだったんだろう。並べましょうか?卑屈、貧すれば鈍する、劣等感からくる御礼ズム、そして産業スピードに押されて消沈した本物のこころ・・・言い出せばキリがありませんがただひとつ、これだけが逸脱していて言える。新聞の関与だな?はい、左にいって欲しいアメリカの要望を見事に満たした新聞社がニッポンを跨いだ。しかしそれも夕暮れ・・・可哀想なことを言うものじゃない!?現実直視でいきましょう!!元帥そこをお願いします。あぶなげない どころか危なげある 新聞社かな☆あぶなげないの反意語があぶなげある・・・だ☆