四年に一回と言う頻度の希少もあって、オリンピックの人気度が白熱で、大リーグ観たい気持ちはもちろんあるが、そうは言っておれない国民的スターダム、これはあなどれないなと思う。しかも柔道ニッポンの銅の長瀬選手は日大高校だったのだ。同じ高校の先輩としてキャロルの喜びはひとしおで、金ではなくてもこれは特別銅だと譲らない。しかもその勝ち方が素晴らしい。正しく窮地から這い上がってきた男の戦法だ。キャロルはこういう後輩をもったことを誇りに思うと同時に、これからの時代にも思いを馳せる。強いだけではない男子の育成だ。こころの中に夢を描くことさえつまらない・・・と思うのならこれからの男子は生きにくい。夢はかなうもの、より近い場所まで、向こうから接近する生き物だ。俺も自分の夢だったこういう半生記が、完成しつつある。俺の生涯をこうしてしたためてもらえることなど夢の夢だった・・・デルスカイしておこう。夢物語りだ。