サファイア・マン《かけがいのない男編》〔94〕結婚をすぐさま結納と連想していた時代はもはや江戸時代です。みんなは現代に思いを馳せましょう。そして新婚旅行だって何時行ってもいいのです。キャロルの新婚旅行はシゲルちゃんが熊本支店長時代でした。熊本近隣にある島を訪問する家族旅行でシゲルちゃんの部下が段取りをしてくれて感動しました。その頃のキャロルはキャピキャピでまだ衰えがありません。アクリーとアトリーがわからなくなってしまう今の現状こそが退化の回診でその頃が最高のアタマでした。熊本時代の三年間はキャロルの本質といってもいいし天草旅行を一泊ですが手配してくれた男子行員を今でも忘れません。西原さんです。キャロルはいざ結婚ですぐさま結納や新婚旅行や結婚式を連想する若者がいなくなったことをチョッピリ哀しみます。心のどこかで武士道は残っていて寡黙男子がまだ生存しているからです。律儀なそういった企業戦士もやがては付き合う女性の習慣や心根でいつかは盥で洗われる芋のような馬鹿げた変身を遂げざるをえないし、今の形や本質をしっかり取得して長続きする結婚を心掛けねばなりません。昨日びっくりしたのはテレビのカラオケ大会で素晴らしい曲を知ったこと。駅という竹内まりやさんの曲。音楽通のキャロでさえ知らなかった・・・ということはみんなに果報あるということです。