ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔149〕ぐうたらなただの主婦の格好はしていたものの母が全然違う出で立ちをしていたかも?っていうのは直感にあって、なぜ、母はみんなとの井戸端会議に入って行けなかったか?が後年明らかになる。確かに母のようにお手伝いさんのいたような生活からすると戦後貧乏になっていった口。それを思うとキャロは母が自分の出目を隠していたそのことを最も素晴らしい伝統行為と今誉めたいんです。もしもずっと隠せたらいいけど万博のときにその鍵があからさまに開錠されてしまう・・・。しかしそのときでさえ呑気なキャロはそこまで驚きません。小学校時代のキャロルを襲ったキーワードはみんながびっくりするかもしれません。カマクラ、トビバコ、セムシ、カッケ、タケウマ、流行歌、昆虫採集です。脚気を特別に今日みんなに伝授しましょう。ここがみんなとは違うというスタンス開眼になるからです。キャロは脚気という病気を今か今かと調べたくとも当時そういった携帯検索がありません。そして先生に尋ねる。膝を叩いてそのとき足がピョンと上がったら脚気じゃないって説明あるんですが、それに承服できない。しかしあえて質問はしません。逆にせからしか!と思われるからです。脚気の定義自体曖昧だと気が付く・・・そして自分がもしも脚気を隠したいなら?足を無理してでも上げればいいという答えです。