ルビー・ウーマン《黎明編》〔148〕あっという間に、オリオールズが首位から陥落していたこと、そしてそれをなんとかティルマン投手が今日抑えてスイープを免れたこと、これは投手がモノカキでいう国を護るという位置にある作家であることを明瞭に表しているとは思いませんか?うむ・・俺も今日は磐石な投球でチームに勝利をもたらすと共に自身も十四勝を上げたこのティルマン、継投ブラック、そしてクローザー、ブリットン、すべてが上手くいって監督の気持ちもわかる。一位奪還もこれですぐさま可能だろうし今後このティルマンが二十勝あたりまでいければこのチーム地区優勝可能性充分ある。するとこれからのヤンキースはどうでしょう?グレゴリウスの後にいい打者を順番すればいいだろう。今の処、得点を出せるのはこのグレゴリウスの足・・・そして後続にくる打者。あまりに小さい点の稼ぎ方だが、これが今のヤンキースのジャレット勝法、多くを望まぬこころがやがては果報に結びつく。それにしても今日のスコープには驚きましたね?ああ、こんなに伸びる選手とは思って観てはいなかった・・・。国を護るためには作家の一存や気概が、政治家のそれよりも重要になることをティルマンが見事に証明しましたね?ああ、そこを詠もう。十四勝 仕留めて俺の 夏がいく