サファイア・マン《かけがいのない男編》〔89〕野球の規則やルールを駆使しながら駒を進めていく、そして巷いろんな業界と絡ませる。そういった試行錯誤も興味深くて、飲食業界も単なるそれのみの枠で捉えず紹介をしていくことに意義進展が含まれて、前田投手もロードに出たときにいい成績を収めるという統計も目を引く。携帯でそういうのをアップしているというマエケンのコラムも写真も見たいな!っていう衝動に駆られる。いいな!と思ったことがすぐにも出来る若さ、反映力、こういった果敢俊敏さをキャロルは買うのだ。勝気になりたい!とそう願っても敗戦国ニッポンにはそうなれる土壌がまずなかった。こころの中で問答して矛先を収めるのがオチだったが、これからのニッポン男子は強いことを前面に出していいし、その為のキャロル総帥マエダシ部だと思う。敗戦国には敗戦したなりの記者たちも多くいて物を言ってはいけないんだ、特に家庭女子はモノを言うべきでない!との間違った認識で済ませる新聞記者もこの国にはわんさか居る。しかし戦後何年を経過したのだろう。タイプトリップで第二次世界大戦中の世の中にその記者陣を差し戻すことさえ今のキャロルには出来る。みんながどんなニッポンにしたいのか?その概要がこのキャロルには見えている・・・そして実現方法もわかっている。すべて経験のなせる技なのだ。