ルビー・ウーマン《復習の館おさらい編》〔156〕このコーナーはまずは大リーグを離れて趣味一般実生活をしたためましょう。大リーグのことばかりに終始しているとシーズン以降十一月からの自分が怖くなります。何もしたためることがなくならないように今のうちに視覚聴覚びんびんにしておかなければなりません。趣味の人として生きたキャロル。もちろん守備の人でもあったのです。人生を磐石に生きたいと思うのなら人々と同調することも大事で、どんなに自分が正しくても折れることで、むしろ危機を脱することもある。これは人生の絆の鉄則でもあるように思える。還暦を迎えるにあたって、ニッポンでは赤いちゃんちゃんこが盛んに言われてきたのですが、キャロは人を許すこころも大事なのでは?とそう思うのです。もちろん許せない!ここを外せば、全部はニセモノになってしまう・・・っていう場面ですら上手く取り成していける力量を還暦世代は授かって久しいのだと思うんです。今から出来ることは限られています。人生の三分の二はすでに経過したのですからね。でも今までの六十年のうちの三分の一は睡眠していて、まだ、四十年しか生きてはいなかったとすればどうでしょう?思想の枠組みとはこういうトリックも換算です。まだ、四十歳になったばかりの心根の初々しさ、モノは取りよう、考えようなんですよね♪