ルビー・ウーマン《黎明編》〔144〕脇田大佐、容子の影響をもろに受けて俺たちの対談がベースボール座布団に早代わりしてしまったがこれでいいのかね?もちろんです、容子は最初は人生をピアノの鍵盤の八十八に見立てて、人生をいかに有意義に生きるかに絞っていたが修正は入った。人生を野球の試合に例えることにしたんだな?はい、それもナショナルズの規定を選んだんです。それは?投手にも打撃機会が充分にあるからとそういう攻撃力を隠したままではふがいない結果になったときに後悔することへの回避・・・。するとNL定義でいくということだな?はい、容子にも九回のうちに一回は攻撃チャンスは与えられて打席に立つということで観客をより喜ばすことが出来る。ほう、そうやって、完全試合をまっとうしていくということだな?はい、今の処、容子の投球リズムは完璧で、ゴロさえ許してはいない状況にあるのは本当のようです。それはしかし、このままいけば当然だがキャロルフィーバーが訪れるな?はい♪夢のようなアメリカンドリームを今日はハイセンでお願いします。うむ、ちょっと待ってくれ、容子は右ピッチャーであるのだな?もちろんそうです!相克の 親の仇を 仕留むかな☆容子は親の仇というニッポン語に興味をそそられる、これをベンジャミン☆