ヒンス監督は若者のこころを掴むのがとても巧いアストロズの監督ですが、今週、最も気になったのは、フィスター投手の契約を披露する機会があってそれに興味深く聞き入ったキャロルです。西嶌キャロル大リーグ観戦日記いきまひょか~契約は一年、しかも成績によって収入が二倍になる仕組みで、しかもそれがあるゆえに投手は必死で頑張る、フル活動という内容。キャロルはこれなら一般社会でもこれからあるかも?と大型契約や積年契約ばかりに普通なら目が行く大リーグにあって、地道だが実があるな!とキャロルは飛び付きました。これなら、給料泥棒のような事態が生まれにくく、投手も伸びる素地と措置を残していて、キャロルにはフィスターの気持ちにもよく配慮しているなあって感心したのです。過大評価がえてしてあるこの大リーグ界もようやくですが、庶民の生活に見合うものを掴みかけているし、これからの大リーグはやせ細っていくことは視野に入れても、これから太ることはまずない。厳しい見方をすればもう栄華も時代というボックスは大きな展開図を迎え人々の目にその存亡さえあやうい底辺を見せ始めていると・・・。そういうときに両足をきちんと地面に付けたこの契約こそが未来リッチで、今後球界の看板になることが必至になるだけに見逃せないのです。