西嶌キャロル大リーグ観戦日記いきまひょか~足が速いだけでも野球選手になれる。それは走塁だ。他の部門何もできなくとも、百メートルを八秒で走ることが可能ならすぐさま採用。代走でチームに貢献出来るからだ。しかし選手が自分もプレイして一人前になりたい!とそう自然に思うはずなのだ。その選手は陸上を当初は目指していて、そこで速さを競ったが、縁があって野球界へ・・・。そして今正に個人競技ではないチーププレイを目の当たりにして自分も真実の仲間になりたい!と強く希望する。球団だって、もともと身体能力ある選手、いかに育て上げようか、守備どこに?、バントは?と育成にかかる。昨日ひとりのメジャー投手のデビューに関して、美しいものをレイズに見た。捕手がいきなり交代したり、そのドタバタ劇は普通には見えなかった。みんなが焦っていたのだ。あの投手にメジャーデビューの一勝という勝ち札を与えたい!!その精神力、チーム力にはキャロルは涙出そうになった。ニッポンにはもはや観られなくなった懐かしい温情だからだ。中継投手はヴォークに見舞われキャッチャーはホームスチールにも遭う。しかし元はと言えばあの投手に勝たせたい!っていう美しい希望があったからだ。スネル投手に負けが付かなかったことが金星なのだ。