俺はキャロルのこのヒトコトにううう・・・となる。あのダイレックスについてである。同じ系列だからと時津店舗の中を覗きもせず盛んに論じていた自分の非を認める発言で、俺は遠いけど中を覗きたくなったくらいなのだ。俺にとってその二十キロは遠い場所で、歩きで行けるダイレックスで用事を済ますが、キャロルにとっては七十キロはヘノカッパ。ガソリン代は俺が持つのも難儀なことだがキャロルがしたためるを存分に生かすことが出来るのであれば?と俺は許している。百四十キロくらいを博多駅まで、この前、下道で運転して改めて、高速道路の快適さを俺は思った。あれだけ佐賀福岡は知り尽くしているはずの俺が道に迷うのだからシマツが悪い。俺は時津のダイレックスが面積は普通のダイレックスの二倍以上あるから様々な挑戦出来るのだろうが、キャロルの言葉にビクンとなる。同じ系列だからああだろう、こうだろうのキメツケをしていた自身の迂闊さが本当に手ごわい罰印だったというのである。デルスカイしておこう。系列脱出である。単じてエスケイパージョンである。