サファイア・マン《面白い男編》〔76〕お互いがカバーし合う結婚っていいですよね、どちらかが気が弱い、もう片方は気にもしない。そういう性格補強関係は長続きします。キャロルは友人達の様々な結婚見てきましたが、一回アタマのいい親友に戦友みたいなご夫婦ですね?って言われたことがあって、息を呑んだ。つまり結婚でも最も優れたものはお互い親友になること、以前言いましたよね、その次はこの戦友だということ。家庭内における主婦が相当に本を読んだり、新聞を読んだりして自身の脳を鍛えているということをないがしろに出来ません。恐らく彼女こそ博識なのでしょう。世間一般すべてをわかっていらっしゃる。だけど、政治が国を向上させるとはもう誰も思ってはいないことが明らかで、益々庶民のボックスが僅差で政治の後を追っていることにハッとします。これは嬉しい兆候なのです。キャロルよりも勉強積んだ方々がこのキャロルの存在すら知らないということも、恥ずかしいこと。世界列強から取り残されてしまいます。新しいことは全然新しくはない。むしろ古いことの方がニューズリー・・・なぜだかわかりますか?マスコミがキャロルを全く伝えずキャロルの存在自体を隠したからで、そうしなければならなかった理由があるのです。〔よみびとしらす出版後に、長崎新聞に掲載の件は別に考えましょう、この時は、自分で新聞社に出向き掲載を頼んでいます〕