俺は専業主婦こそ立派な職業だとそう思っていた。夫の世話、日々の家事、そして子供があれば子育て、もちろんそれのみではなく専業というからには様々な雑用も含まれ、現代の専業主婦とはどういう中身になっているのか俺は詳しい所まで知らない。キャロルがいうように様々な形態あって、おのおのがその中で家庭を活かす努力をして今日のスタイルがあるのだろう。自分で想像するとき俺はワクワクする。よその家庭の長所を学びたいからだ。誰も離婚しようと思い結婚する者はいない。良好な家庭生活維持のコツを徹底的に知りたいと思うのと同時に、一個の個人であることも外せない。これはパートナーのゾーンで自分が入り込めない部分もあるかと思う。認識として持っていないといけない。俺だって、ひとりになりたいときは実際あって、誰にも踏み込ませない世界を持っている。その事実や現実と上手く付き合い、相手を不快にさせず、家庭という空間をふたりで居心地のいいものに仕上げていくのが結婚のテーマだと思うのだ。デルスカイしておこう。ふたりの部屋だ。