とうとう三月一日発売まで迫って来たこの新鋭ってか、タバコの革命。やはり煙草を吸う人々は気になるだろう。脇田大佐も丹念にこの説明書に目を配る。ナナコポイントが三千ポイントとあって、途端に欲しくなる・・・三千ポイントも確約のセブンはお買い得なのか?それともその分差し引いても割高なのか、キャロルは果敢に顧客にこの商品知ってますか~?とカタログ出して尋ねると大概の顧客は三月っていうからまだだよね?もうあるの?って言ってくる。タバコを吸うことの出来るニッポン人口帯はこの新兵器といかに対峙するだろうか。アイコスという加熱するタバコで、火がない、灰を匂いを出さないのだという。魔法使いのようなタバコで、六時の君がいい比喩を持ってくる。蒸気機関車を文字って、蒸気煙草っていうのだ。脇田大佐はこの男性の語彙脳に目を見張る。そうだ!!あの蒸気機関車が初めて人々の目の前に現れたときの感動だ・・・・。目頭が熱くなる。海軍を目指す者にとって、その機関車こそがほろ苦くかつて青年であったあの頃を鮮明に思い出す。ほなあ喜一郎定食お願いします。三月吉日 蒸気煙草は デビュウかな