俺の凱旋オレガイが人生でまだ結婚と言う形態に美味や希望を抱けない懐疑的な人々や世代にに、先取作用をもたらすことを思えばこれ程に嬉しいことはなく俺も、結婚していなければ恐らくは今この世にいないだろう。四十八歳で、今の三男を授かり俺は、恥ずかしかった・・・。おぎゃあおぎゃあという泣き声が支店長宅から聞こえては、なんだか恥ずかしいしいけないことのように思い込んだのだ。俺は自身のケッペキに近い完璧主義を嗤う。こころから呪っていい位にだ。今思い出してもおかしい人間だった。キャロルはその頃からまともだったのだ。お金に余裕があってなんで子供が生まれてはいけないわけ?なんの為の仕事なの?命ってそんなに軽いものなの?って。俺はただ計画的に人生を進めたかっただけ。しかし結婚がその計画性をクリアしたり充当するものではないことを伴侶の波乱万丈な生き様から知る。波乱に満ちた人生には波乱に満ちた結婚がお似合いではある。今度生まれ変わったら俺は計画結婚する。デルスカイよろしく。