曹長は堅物について論議する元帥と大佐の声を聞き逃さない。さすがは出世魚だ。こういった瞬間を逃さず自分も仲間に入る出来る脳こそが出世の道のり・・・しかし彼ら二人のような捕らえ方はしないのだ。まだ若い。まずはへこなしの意味合いからだろう・・・。これは兵児帯をしていないっていう無礼なこと、無礼な様相を指す。お前軽装過ぎるぞ?相手は誰だ?誰に会いに行く格好だ?わきまえろ?っていう意味合い。兵児帯なしで、ヘコナシなのだ。この堅物も気に掛かる。消えそうで中々驀進しているニッポン語の前線にいるエリート語だ。堅物というのはごり押しのきかないエリート軍団をも指す。ええ?袖の下なんかは受け取らない?アッタリマエダロ?だからニッポンがここまでのし上がって来たんだ。ほなあ曹長、碇定食お願いします。堅物の 仲間入りだぞ 俺曹長