ひとの言葉をまともに受け取るキャロはいわば裏がなくて、幼くも無味無臭の人間でしかもアワテンボ。これからこの国を牽引する歯車だとは誰も絶対に思わない。昨日もあのハマちゃんに言われる。自分がしている方法でレジ精査して欲しいって。しかしこれはみんなやり方を持っていてなんでこんな青年に言われないといけないか?ってカチンときたが、ハマちゃんの心の奥底をよ~~く考えたんだ。相方が遅い動きだと自分の首が絞められるっていうペアの法則だ。少しでも速くする要領をハマちゃんは会得していて、それを相方にも修得してもらった方が自分も有利。そう感じてくると後は早かった。この青年が将来性ある後の店長になるのは間違いない。この業界こそ人材の取り合いなのだ。ハマちゃん独自の強引さも持っている。この灰汁・・・なのだ。彼の影響でキャロは最近ホットモットに通い出した。なんでこんなに美味いタレ?って下堤が崩壊した。多くの店は展開するが真のサクセスストーリーに町を巻き込むことの出来る店にしていくにはみんなの力が必要なのだ。多くの人材のひとりである、自分に気が付いた。ハセスの法則・・・店長という名札が伊達・・・。ダテではない証明にはなる。