今朝はこの映画取り上げよう。語外論草はナインスだ。魔女を解いたあのナインスゲートという映画、ジョニー・デップさん主演で何回か観た。これは図柄の通りの殺人が起こり、とうとうワインを持って自宅池で亡くなる収集家の惨事・・・この映画をひとりで観ていたときだった。いきなり示唆はあるんだ。キャロルを生涯守るものの存在についてだ。父は亡くなったけど、父の本にも絵が数枚封印。この絵が生涯キャロルを守るだろう・・・というのだ。確かに、魔女との標榜がキャロルにはすでに付くだろうし、それは生まれたときから自由奔放だからだ。しかし、この父著作の本がまさか・・・・・もう一回父の本を手に取る、取らざるをえなくなった。魔女として封印されたキャロルが父の本によって救われたとすればこれは法外だろう・・・。父の本の絵を描いたのは和田家遠縁の女性で若杉五月さんだ。