美味しいものが満載でそれがクルクル回るように次から次に出てきて、このコンビニ食の祭典は毎日でサラリーマンが羨ましいのだ。今月は週三日でていて、週に二十一時間勤務。月では八十時間こえキャロルで、なんとかバイト代は六万はいきそうだがこういう稼ぎ方では愛知は遠い。まず三十万貯蓄しないとアパートは借りられない。そう思うと俄然やる気になってくる。自分の生活引き締めに入らないと到底愛知は外国のままで、人生の帆を膨らませるには至れないのだ。ちょうど今週、いい映画を観た。シンガポールで、ニッポンの将校に虐待されて、やがて復讐を考えて、再びその地にいき、ガイドをやって生計を立てる元将校と仲直りをする感動的物語。この俳優さんにキャロルは注目した。もちろん真田さんもドンピシャ抜擢だが、この主演男優さんにニンゲンの二面性を見たのだ。許すという海域まで真田さんが泳いで来なかったなら、恐らくは許してはいまい。仲間は自殺で切なるサインを送ってきたからだ。しかし、海域まで泳げた真田さん演じる長瀬たかしさんのこころ・・・ここが鍵である。悪いことをした人間だから泳いで謝罪の海まで辿り着いた。ニッポン人が忘れていた海域に思いを馳せる。いずれ、彼のようにすべてを吐露するが必ず必要になるのだなあって。