クレーマーノバのあたりきちゃりき、いきますか~ここまでにしてキャロ飯作ってくるわ~実はさ、我が家では常時、朝餉と夕餉っていうインスタントのお味噌汁配備なんだ。奴はこれだけはダイレックスよりも安いとこがあったとご執心。味噌汁、気が向いたときはキャロルも作るけど、あのノバ、ごたいそうにもこう、かましてきたんだ!味噌汁はインスタントでもいいからね?って。俺は作りたいときは味噌汁自分で作るって。でもいい加減むかついたのは、自分の作る味噌汁が完全に美味しいって自信を持っていて、すでに遠慮なくそれをあたり構わず吹聴している点なんだよね。物事の伝達には四つの通過点あって、それに気が付く。まず自分で気が付く自分の方が美味いのでは?、人にはまだ話さないまでももう一回実験してやはり自分の方が優れることに気が付く、人に恐る恐る話す、まず家族なんかに、そして四番目、いけしゃあしゃあと他人の前でも話す。四段階までクレーマーノバは来ていたのだ。