キャロルは今さっき夜勤明けで帰って来たようだ。おでんについて色々悩んだことが嘘みたいで、深夜バイトはおでん容器を洗うだけ、心配は杞憂に終わった。しかし・・・五時から十時まで勤務のときにはおでん技術が必要になってくるかも?結構夕方って買い物カゴを満載にしてレジに並ぶ顧客も多いらしい。五時から七時くらいがレジピーク!!こういう時ミスを出しがちなので、違算が出ないように、こころを平常心で保たないといけない。五時から十時まで五時間ぶっつずけで休憩はなし!!っていう点は俺だって戦く。六十歳には過酷だ。せめて四時間が限度でキャロルのレモンギャルソンではそういった四時間×6人で一日を回す予定。朝、四時間働き、家に帰って、また夕方から四時間もヨシとしましょう。いわゆる八時間勤務です。もちろんレモンギャルソンは交通費がたっぷり出ます!!そんなユメのようなコンビニを現世に引き寄せるのもキャロル総帥の創造媒体のなせる技。四時間ぶっ続けで六人で回すコンビニには絶対強盗は来ない。予備のニンゲンがいないので現金はすべて送金システム。抱える商品も少ない。公共料金は絶対引き受けない。しかしここには無尽蔵才能レンタルがあるそうだ~