新聞を改めて読む、そういったニューズペイパーの時代が来ていて、これがニッポンの黎明を告げる。正しく新聞のニュースタンスであるし、礼儀でもある。キャロルは西日本新聞で、今日が三回目となるイデックス相談役のシリーズものを読んでいる。兄弟で石油会社を立ち上げた、ニッポンの企業家の真相に迫るレポートだ。川崎記者はよく記述しているとそう思う。それと忘れてはならないのは読売新聞だ。セブンイレブンにバイトして初めてここが価格破壊に挑んでいることを知る。他の新聞で百三十円と言う値札はない。この時代、価格をローで維持することは並大抵の企業努力ではない。ニッポンの新聞を磐石にする、そして正しい位置に戻す、それが思想家キャロルの役割でもあるのだ。