俺は数日前愕然とした。一円五円を大事に考慮していたはずの妻が十円からが硬貨だね?って畳み掛けてきたからだ。あいつはまた、丼感情のニンゲンに戻ったのか?と俺は心配になり、こう告げる。一円や五円も大事だろ?って。あいつは、曖昧にも笑みを浮かべて、頷くんだ。きっといいことがあったんだろう。こう毎日、ハシリヤされると、タイミングベルトの交換時期も考え直さないといけない。次の車検までもちそうにない。俺の家庭生活教科書ガイド、ウォーキングディクショナリーの俺の気概を戦争に掛けて、ウォーキとキャロルが命名してくれた。昨日ちょうど、ジョイフルに到着したときに、七万七千キロにトウタツ!!この喜びこそが、クルマニンゲンの至福なんだなあ。