サファイア・マン《かけがえのない男編》〔27〕まだ、職場で、言えてないんです。自分が西嶌姫瑠であることを・・・。言おうとして、喉まででかかるけど、ここは、グリルだ!とか、ここは休憩室だ!?とか、自分に言い聞かせて、意外にもキャロルは普通のニンゲンで、常識ツーであることが垣間見えます。そうすると、こう思うんですね。このまま、この空気に溶け込めればいいかもしれないぞ?と。常識人たちの中の一員になれるぞ!!って。いつもアウトサイダーできたキャロルには、見えないけれど願望が顕著で、公務員を叩くのも憧れがそうさせるのかも?自分がペテン師に見える瞬間・・・。しかしながら、毎日のブログで発見もあるんです。今朝のテコイレがそうでした。きっと、古いけど、昔のコトバにヒントがあって、今のコトバに脈絡があるものと?キャロルは若者がパクルという言語を使い始めたときに洗礼を受けた気がします。パクルって何?盗むことだよ?ほ~~ってね。次はクチパクが出て、そのときも教えてもらいます。新鮮で、衝撃的な若者語に、ウザ、スゲ、ヤバ、マジ、ウメがあり、あと候補として嫌なことをこう称するようです。ゲス、ゴミ、クソ、カス、クズ、もちろん使いたくありません。だからもっと綺麗に表現することはキャロルの志向的得意技、しばらく研究してみましょう。言葉という空気が若者をいい方にも悪い方にも牽引するのです。