サファイア・マン《かけがえのない男編》〔19〕遠縁ですが素晴らしい女性がいて、こう言うのです。自分は物を作っているとき、手芸をしているときに、本当の自分に戻っている、そしてその時は、オムニバスのように数々の思い出が自分の頭の中を駆け巡り、そのとき・・・当時気が付かなかったことや、どうしてかしら?と訝り、それでも時間の波に流されて行ったはずのもの達が、ふいに現れたりするのよ。いい言葉だなあって感心して聞いていましたが、彼女は突然こう言うのです。歴史は繰り返すっていうけど、ちょうど、50年っていうのが、歴史の節目になるのよ?わかる?って。半世紀をメドに基準に世の中がひっくり返っていくの・・・。そうなんですね~とキャロルは聞き入る。なんという清貧の暮らし。どれだけの預金があっても一円のムダもない・・・。きっとシゲコが賞賛する特別Aグループ。キャロルは弟と一緒で、金銭面ではまだ、刹那主義を爆走しているんです。弟は年金が入ったら姉貴にも功労賞として、一万円を授与したい!!と言ってたのに、昨夕、携帯に何度も掛けても、出ないしこっちに掛けて来ない。なぜ?こういう態度なの?言ったことを簡単に翻すのでしょうか?もう自分で稼ぐしか道はないのかもしれないし、どんなに辛くてもコンビニこそが乗りかかった船。この艦で人生を捕らえる事が必至なのかも。最近ふぁみまのシースケーキ風オムレットにはまって、それを食べているときの至福・・・。これは何にも替えられない!!ちなみに昨日は計9個買いましたがねん。