西嶌キャロル華麗集きましたがねん、昨日とうとう大富豪が我が家を訪ねて来られました。嬉しくて嬉しくて。彼は秀才、シゲコより一歳下。子供達は、九大、東大を卒業して大企業へ・・・。伯母の息子。義理だけど凄い人材が身内にいて頼り甲斐があるのだ。彼も清貧の暮らしで、奥様を亡くされ取締役で定年された後は趣味の山登り一筋。明日はあの超有名な九重に登るそうだ。電池のプロが彼の異名、すべての電機製品を修理するワザを持っていて本当はキャロルと結婚するはずの人だった。しかしキャロルが短大を中退したりと落ち着かず、別の女性、18銀行の行員と結ばれた。彼が来たことが、キャロルのこころにリッチな風を、旋風を巻き起こし、我が家ももしかしたら♪イフモシモリッチ♪になれるかも?ってシゲコに話しかけたら、億オーラが漂っているからこの空気を逃すな!黙って肌で感じるんだ!!って厳重注意されたのだった。