パラノイアシゲコはあの頃を28年も前を懐かしむ。初めて部屋のキーを妻キャロルに渡して掃除婦に自分の部屋掃除を頼むかに委託をしたのだが・・・。肝心の締結事項をコンプライアンスを交わし忘れていたのだ。まず第一、あなたは掃除人以上でも以下でもない・・・と。この最初の文書をなぜ?忘れたのか?あまりにコケティシュで可愛い13歳年下で、お水の仕事だから、こういう経験なら厳しくわきまえているはずだ!と。過信したというのもあったろう・・・。キャロルはまず記念硬貨を使用してそれをあのバスの料金入れに投入したときに運転手がどう出るのか?びっくり仰天するのか?それを実験したかった。うっちっち~〔21世紀枠うっしっし〕ではパラノイアいきますか~ぷるるるるるる、ぷるるるるる、ただいま留守にしております、・・・・初めてのいや、とんでもない緊急事態だ!!シゲコは右往左往するし、お湯割りをサウナカウンターで飲んでいる場合かよ?って自分に畳み掛けた。しかし、まだ、家族全員を健康保険証に印字する積極的な気持ちにはなれない。たび重なる不信感が信頼感の上前を跳ねていたし、つくずく、思った。ケチであることが、傷口をさらに深くしていったこと。ここが銀行に申告していないハイツなら全く問題はなし!つまりノープロブレム状態。〔ノープロで問題なしの新語〕しかしそこまで追い詰められていてもケチの会を脱会まではしなかった。このケチという2文字カタカナは清貧という美しい熟語に連結していたことが起因したのだ。