弟の家で、昨夕もピアノ三昧。彼、佇んだり、当惑したりと、しょっちゅう後ろを行ったり来たり。キャロルが指の練習用で暗譜で用いるエリーゼのためにを先頭に、ある愛の詩を弾いてみせたら、ちょっと待って!!と呼びかけた。なんで、こんなに弾けることを今頃言うんだ?って。もったいなかし、もっと10年前に言って欲しかった・・・あああ、それはちょうど、彼が大金を所持していた頃か?とキャロルはニンマリ。今、お金がないときだからこそ、美しい調べに感じるのよ?って答えた。彼は中田選手と清原選手を足して2で割ったような顔。最近は、肉付きまくりなのだが、ほぼ筋肉なのでキャロルとは違う。持ち運び出来る、カシオの鍵盤を島村楽器で、五年前購入していて、自分の練習用を二階から下ろして来ての参戦。彼が、何歳から作曲を?と訊くので、本格的には13歳くらいだよ?って回答。俺はその頃、七歳かああって。バレーボールのイメージが強くて作曲に気が付かなかった・・・っていうから、ラジオ番組にも参加したことを話したら、少し思い出してくれた。蝉のバラードという曲を提供して、外語短大のフォークグループ漁火でベスト電器主催の特設会場にも参加したんだよ!って。あああ、思い出したって。弟もはや52歳。彼の頭の中の細胞も毎日死滅しているんだよね?この機会は最期の機会に違いない。ラストチャンスを大切に!ってふたりはそれぞれ思ったし、キャロルが弾き語りをしていた店の名前が諫早のラストチャンス・・・。こうして符合もある。キャロルおばあちゃんの日溜り日記でした。