キャロおばあちゃんは、昨日びっくり~弟に、天才だ!!と呼ばれて、違うよ、違うよ、天才なんて、大袈裟だよ?ってそこに穴があったら入りたい位に小さくなった。グレン・グールドというピアニストの演奏を聴いて感嘆していたのだが、この天才が50歳の誕生日を何日か過ぎて亡くなられた・・・という行でハッとなった。弟が次に言おうとしていること、ピタっとわかったのである。天才というのは大概、50歳で第一の難関が来る。57歳まで生きたベートーベンも晩年は裁判に明け暮れて、実際は作曲出来る状態ではなかったというのだ。キャロは、ふ~んと頷きながら、弟の次の弁を待っていたら、著作権の問題についてを、かまびすしく語り始めたのであった。あの泳げたい焼き君を、よ~く想い出すんだ・・・ええ?あれに何か問題でも?あれは、作った人に金が十分に回らなかったんだ。よもやそうはならないように、姉ちゃんは胆に銘じないと!って。そんなの売れてもいないのに、考える方が早計だよ?と思いつつ言わなかった。グーグルかあ~名前もいいね?このピアニスト。馬鹿!!グールド。この人が恐らく、20世紀のトップに来るピアニスト。この人物を知らなくちゃ恥をかくから聞かせたんだよ?明日はエルビス・プレスリーについてを伝授するから必ず来るんだよ?そしてみんなの前で、むやみやたらにピアノ弾くんじゃないぞ!姉ちゃんは天才なんだから!!キャロおばあちゃんの日溜り日記でした。