最高の伴侶?って。キャロは頬ずえをついて、それなりに思案した。最高伴侶って、相手の役に立っているっていうことではないかな?それを、言うなら、キャロは失格。だって、最高ではなく、現実には最悪。宿ちゃんへのハガキ作戦もあまり、効果期待できない、それよりも、彼はもの凄いことを、考えている。つまり、キャロがこのまま、埼玉県で、働いて、自立する、その方がいいのでは?との見解も全くないとはいいきれない。宿ちゃんが、最も尊敬するのは、外で働く女性。意外でしょ?銀行に長くいたから、女性たちを沢山見てきて、そういう境地に至っている。決して家にいる女性が最善だとは、思っていないし、行員たちから、大久保彦左衛門のような人って呼ばれていた。つまり、上に向かって、意見を言うときには、言える!!っていう果敢さと勇気がある。どういう状況下であれ、キャロがどうすれば、成長路線に乗れるか?彼は、バンカーの類稀なる視線で見ているっていうリアル。融資を長年経験して来ている。不良債権部門にもね。だから、キャロが埼玉県でもしかしたら頑張るべき?っていう路線もなきにしもあらず・・・これも英訳ね?