ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔24〕例えば、その彼が、一期一会の精神を反故にして、残忍にも去って行ったとしても・・・このときの示唆や感動は残りましたよね~芸術は国民に添える一瞬の花ではない、それどころか、国民を牽引していくものなのではないのか??キャロが前夫と出会った頃、その少し前くらいからを、追っていきましょう。父はなぜ、教員の定年納期も待たずして、市会議員の選挙に打って出て、一体、何を、訴え、どうやってこの市政を変えようとしていたの??そこを、まず拾って、挫折の次にあったもの、それも肝心ですよね、次は、その選挙で、うぐいす嬢を勉めたキャロの22歳前後の頃を追想していきましょう。