ルビー・ウーマン《復讐の館編》〔32〕千葉までの道のりで、伯母に、何回も、何回も訊かれたのはやはり、迷子の件。二人計画的だったのでは?という懐疑が伯母のこころで、渦を巻いていたんですね。彼女とは、すでに別行動でしたから、あやめ池の話に戻したりして、ま!いいじゃんってな具合に適当でした。キャロは、しつこい人間が大嫌いだったのです。拘るところが、凡人って、妙なところに、集中しているんですね、でも、伯母の場合、この万博パンチが吉!!と出ました。な、なんと、迷っていた、見合いの相手に長崎に帰って、すんなりOKを出したからです。断るはずだったものを、なぜ??まだわからない?凡人って、恐竜期を生きているんだね。つまり、人に、右往左往される人生の弱さ、脆弱さに、気が付いたからでしょ。そして、人・・・ってのには、家族や身内も入ってる・・・。