ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔19〕自分が持っていた、認識の甘さ。そして、思い込みの為せるわざ・・・。見せようか?俺の偏平足を~いいや、いいよ、それより、続きがききたいのよ。それだけ、俊足に自信があって、入部したのに、なぜ?退部したの?それはねえ、成績だよ、成績がふるわなくって、一学期中間テスト終わって、すぐに、呼び出された・・・。職員室に。俺、悲しかったよ・・・。このままじゃあ、二年生には出来ないって。キャロも経験がありますから、頷きます。同じように、生物室〔担任が生物の教科教えていた〕に呼び出され、このままじゃあ、進級は難しい。次の期末で何点取れば、平均点が上がって、二学期から、楽になる。気を抜くんじゃないぞ!!って。弟は目を丸々して、同じ落ちこぼれである仲間意識、彷彿とさせます。俺、諏訪神社に歩いて降りて、熊をいつも、眺めていたんだ・・・。ひとりぼっちで、可哀想な熊だったけど、俺とどっちが可哀想かな?って。完全に可哀想なのは、あっちだったね♪