実は俳句の方がようちゃんに合っている？っていう定説も唱えた人物はいて、父は俳人になるよりも川柳に、ようちゃんの適性があるのでは？といち早く見抜いていた節があって、川柳の群像という本を十年前にプレゼントしてくれた。二千五百円もする分厚い本だ…

昭和三十七年、三月入行の俺の初月給は一万円。寮費や税金を引かれ九千円残り、俺はしょっぱなからは無理だったが、二年目位から三千円を貯金に回す。最初の一年は背広や靴を揃えたりクルマの免許を取ったりで出費の方が嵩むものだが、俺は最高に幸せなバン…

イエローダイヤ・マン《標榜編》〔449〕俺も失言だったと悔い改めたい。クロちゃんに食える勇気があって、365度仕事人間で、めっちゃ好きなのだが、それを迂闊に言えない状況にあいなって来て、つい最近の医療情報番組で、クロちゃんに医師達が怒りをぶつけ…

ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔227〕ようちゃんがもしも早期音楽教育を母から受けたり、父から沢山の本を与えられていなかったら、それこそ勉強の時間に掛ける努力が必要だったでしょうが、余りに早くに多くの事を自分の中で消化していた関係上、他の…

ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔113〕その前に大事なことを決めておかなきゃあ。どういう事ですか？キンドルペーパーホワイトのように縦に読む人生なのか、それともゴリラのようちゃんのように横を基調にする人生なのか？ええ？まさかマレさ…