2017-02-11から1日間の記事一覧

イエローダイヤ・マン《標榜編》〔98〕俺はシンドロームに襲われる。慎太郎シンドロームだ。俺の意識下には世間で言う四人の息子がいる・・・という認識でなんと慎太郎には五人目がいたのだ。いい加減俺は自分の無知を恥じたし、なぜ、こういった業界に自分…

十一日の英語になったニッポン語は相手を翻弄する・・・をいきまひょ。翻弄と本論。よく似たイントネーションですがこれは理性を棄てさせて自分のいいなりにさせるが翻弄するだとすれば本論にあるとは自立した根拠あるということ。そしてそういう人物が国を…

この処の高齢者の事故多発で俺は運転から退いた。自分に自信がなくなった。実は俺は知っているのだ。バックでの力の方が強いことを・・・。その力が俺を事故に向わせるようで、家族に申し出ると、あいつは運転で頭の運動になるけどそれは反故にするわけね?…

戦争に踏み込むときに相当の苦悶があって脇田大佐は資源のないニッポンの今後はかなり危ういことは知っていた。それは憂慮にも値し、世界の列強から仲間外れにされたとはいえ、そこまで大々的に先行して戦争に赴くことは危険極まると・・・。しかし劣勢側に…

ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔177〕タクシーの運転手さんは気配りがあって全然訊こうとはしてきません。何か深い事情があるのだろう・・・そういった気持ちがこちらへ波のように打ち寄せます。キャロルも自分の思いや構想がガタガタに崩れ去る…

イエローダイヤ・マン《標榜編》〔97〕里帰りした稀勢の里の里の字をそのままにして稀勢の里帰りという字幕を見て俺は咄嗟に思い出す。彼の中学校時の努力の努の文字。下の力が二個になっていたのだ。こういう発想は普通の凡人には中々出ては来ない。そして…