イエローダイヤ・マン《標榜編》〔316〕俺は昨日ほっともっとのプラスチックカードを忘れて店が近くなって気がつく。前夜手入れをしていたからだった。俺は潔癖症なのだ。学生時代はそういう兆候がなかったのに今こうして出ているのも菌に敏感になったこともある。俺がそこまで菌に敏感になったことが毎日帰宅してからの行動に現われていてこそばゆい。隠しておきたいことだったからだ。気になって仕方なかったさんまの蒲焼き弁当を購入する。何だか心まで取り替えたように爽やかだったのは秋の刀としたためてさんま・・・ということを知らなかったからだ。この煮物群がいい。筍に舌鼓を打つ。俺は手毬弁当を思い出す。随分前にセブンイレブンがこしらえていた円形の弁当でサトイモが入っていた。これからはサトイモ、カボチャ、そして大根の出番だ!!と強く感じる。俺が言わなくとも名乗りを挙げて来るだろう。今年は東北で秋刀魚の漁獲高が芳しくなかったというのにこのほっともっとの凱旋はどうだろう?俺としてはこれに九十八点をつけていい!!と思った。イカや蓮根まで天麩羅にしたサービス精神とぎりぎり五百円まで行かせなかった企業としての踏ん張りを思う。秋の刀としたためて秋刀魚。俺のペンもこうありたい。秋の刀くらいの切れ味が果たしてあるだろうか。

サファイア・マン《かけがいのない男編》〔152〕完全を求める気持ちはその頃、今より一層顕著でキャロルはこの第二の結婚で自分の過去さえ葬ろうとした形跡があるのです。学生時代オチコボレだったことです。今はこれをレボコチョとそう呼称しているので注意喚起して下さい。これもひとつの人生に於ける実験だったのです。人は自分の過去の一部を結婚によって消去出来るのか?福岡時代なら可能でした。父も口が堅かったし、シゲルちゃんには自分が高校時代に留年しそうになって転校したことはまだ、話してはいなかったからです。しかし・・・この計画は四年後宇部にいってすべて崩壊してしまうのです。伯母が泊まりに来て何泊かしている内に子供達全員の耳に入るのです。この大橋の時代がだからある意味、貴重なのです。シゲルちゃんが最初からきちんと結婚式からやってくれたらキャロルの人生の完成はもっと早くにあったのかも?と。しかしそういう無駄な話は止めましょう。キャロルは保険会社の彼女がクルマで迎えに来て全然別の空間に立ったときに、自分の悩みが消失することにヒントを得ます。そのバースデイが質素でカレーライス&から揚げパーティだったことで庶民の髄を味わい感動するのです。どこぞのブランドのケーキではなく彼女御用達のスーパーマーケットの二個入りショートケーキの盛り合わせだったことが心憎かったのです。

投手にとって最もきついのはグランドスラム・・・。それを六回で打たれたカーショーのくやしさを思う昨日でしたがそれを引き摺ってはいないカーショーで、もう次のことを考えています。二点差で勝っていてしかも六回でグランドスラムを出してしまったことは悔いではあってもすぐに次へのキリカエが出来るのです。ポストシーズンでわ~ナショナルズ勝利するだろう!!というコラムを目にして心底どよめきます。まだ聖杯を手にしたことないこのチームの大幸運が今期あるのでしょうか?そしてポストシーズンでは今までのデータがすべて投に立たないとまでそのコラムニストは言うのですがデータや理論が通用しないっていうのもぞくぞくしてきます。十月からが見逃せませんね!!ほなあ大リーグ戦竜お願いします。最後まで 諦めないチームが 勝つらしい!!☆そういう諦めない・・・を体現しているチームって?☆

ドリームカムズトゥルーは余りにも有名だが、これを命令形にするとどうなる?これから紐解くのも命令形ならユメはやってこない、来辛いからこそ、あ・え・て命令形にしなかったというイキサツがある。それにまだある。短歌に収めたいのならやはりみんなの食指を動かさないといけない。耳に残りうる語韻にも語感にも気を配らないといけなくてそこが明暗を分ける。それがあればある程、万人の類推を動かすことが可能になるからだ。今日は一回すっ飛ばされた前田投手を詠みましょう。しかも自分がいなくなって広島は連続優勝!!もはやここに帰るまい!!との強い決心を前田は誓います。そして広島は広嶌だ!!とそう思うことにするのです。ここまで決意し登板に息込むのも自分に負けたくは無いから!!アッパレだから~ほなあアメリカン幕の内お願いします。登板を すっ飛ばされても メジャーにいる 我が青春の ドリームカムズトゥルーかな☆メジャー球団のしかもドジャーズの先発&リリーフ投手でいるためにこれからも骨身を惜しまない!!☆

信じられないことが長崎で起こった。パン屋がカステラ屋を羽交い絞めしたのだ。宝栄町に昨日オープンの乃が美だが俺は絶対に認めない。あいつ達は今度ふくの湯に行った帰りに買って帰ろうよ!!って話しているのだ。値段がいっこうにテレビ画面に現われないし高いに決まっている。俺も食指自体は動くのだ。しかしダイレックスに置いてあるパンで辛抱させないと・・・。家壁塗装の為に俺は土曜日の寿司も八月半ばから廃止にした。少し前、神戸の塗装屋が来てくれて値切り過ぎてとうとう逃してしまった。やはり本社の決済が下りなかったのだろう。壁はほぼ二十年経過で、この状態のままでいると、劣悪への加速を増して二年後、無残になるのは免れない。俺は見た目がとても大事だ。あいつの、ツートンカラーに染めたい!!の為に寿司の日も無くした。クルマだっていつお釈迦になるかわからない。値段を親切に即座に教えてくれたら嬉しい。価インドに伝える重要性だ☆値段がわかり辛いと買う気も減る、デルスカイは価インド☆

イエローダイヤ・マン《標榜編》〔315〕母からプリント柄のトイレットロールが幸運を呼ぶのよ!!とご大層にもこれは深夜入って来ていて驚く。返信もしないし一体何を言いたいかがさっぱりだ。しかしひとつ思い当たることもあって、この傾向が次世代バルーンだ!!とわが社の会議で出て来ていた。庶民がどこで一服の清涼剤を得るのか?タバコを吸わない人々にこういうのもあっていいかもな!っていうのはあって、タバコを吸う人々には入って欲しくはないドアのトイレだ。花柄や金魚柄、そしてオリンピック柄。こういったトイレットロールが貧者の鼻息を大きくして日本を正常国家にのし上がらせていく。タバコを吸っている人々もやっぱり入らせよう。パリが怒るからだ。喫煙者には実は仕事の出来る人々が多い。そこに敏感だったことが俺をメジャーの域まで到達させる。元々日本民族はやっかみ民族で、それはあの敗戦から来ているのだ。ここから十九年後のオリンピックはどういう盛況ぶりだったかは想像が付く。やっとこさ、国際社会の一員として世界に認められた歓喜。やっかみはその時に捨てたはずが残っていた。焼けボックイに火が点くように巷に引火した。いいものはいいのだ。優れる者は優れるのだ。ここを直視出来るようになった暁、すべての技が報われるのだろう。

ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔208〕四年生で初めて男性教師にあたってキャロルは男性というひとつの標榜と対峙し、それまで幼稚園時代から女性の先生ばかりだった時とは違った構想を練らざるをえない自分を展開していくのです。これまでと、これから・・・それは随分わかりにくい仕組みになってはいたものの、担任は堂々とお前の欠点はな・・・と喋りかけてくる。ヒトコトで、煩いことだ!!って。その時に直感したのは自分は男なのでは?という性に於ける分類でま・さ・か?とも勘ぐります。もしも列記とした女性なら男性教諭におしとやかになれ!!って言われているのも同然のとき少しはうろたえるはず・・・。キャロルに起こったのは不可思議な領分だったのです。男だとすれば堂々としていていい訳で、お前は煩いな!!と注意されても、欠点とまで思わないはず。キャロルは自分の身の上が只ならぬことを密かに胸に刻みます。このことを実は母は知っていたのでは?と随分後になって気が付くのです。洋介〔ヨウスケ~〕と呼んでいた時期もあったからです。間違って女性として生まれてきたけど心象は全くのやさ男・・・あわよくば性に於いても?そうならば分かり易くなることばかりでここまで辛抱出来た訳もおのずと解明する。日本男児だからこそ歯を食いしばって来れたのなら本望です。